「ねぇねぇ奈々ちゃんなんか外がさわがしーね」 「ほんとだわ。うるさいわね」 ざわざわしたのがこっちに近づいてくる。 がたっ! 「もぉ、うるさいなぁ!」 あまりにもうるさくて奈々ちゃんが立ち上がった。 教室を見回して騒ぎの元凶をさがす。 「……。」 見回してた顔があたしで止まった。 え、あたし!? 違う…、あたしの、うしろ?