幼馴染





「そんな頭下げて欲しくて
告白したんじゃないんだから!」



玲央くんがゆっくり近づいてきて

頭を撫でてくれた



「俺らこそごめんね?
困らせたくなかったんだけど」



郁也くん……



「俺らね、最初からOKもらえるなんて
思ってなかったんだ。
まぁ振られちゃったけど、これからは
友達としてよろしくね!」



そういって手を出してきた



そっと手を握ると嬉しそうに笑った