「ゆ、優斗…?美羽ね…
優斗のことが好きなの!」



「…え?」



意外な言葉にかなり驚いた


「小さい頃からずっと好きだったの!
付き合って…ください!」


思ってもいなかった言葉に
頭がまったく回らない


そんな俺を見て呆れたのか


「そんなびっくりしないでよ~(笑)
優斗が少しでも私のこと好きだったら
返事はちゃんと考えてほしいの…

だから…」


うるうるな目で見上げる美羽からは
ひっしさが伝わってきた




でも俺…唯奈のことが…