保健室につくと
二人ぶんのカップを持ち
私の好きなミルクティーを淹れてくれる


このミルクティーが目的で
ここに来てた時もあったっけ


「はい、どーぞ。
それで相談したいことってなーに?」


「えっと…」


私は昨日からの出来事を全部話した


「…唯奈ちゃんは優斗くんが
好きなんでしょ?なら簡単じゃない。
全部断ればいいのよ。」


「でも、なんて言えばいいのか…」


「唯奈ちゃんは優しいのね。
でもこういうのはキッパリ言わないと
後々めんどくさくなるのよね~」


先生昔何かあったのかな
かなりリアル…


「相手もちゃんと言ってくれたほうが
嬉しいと思うけどな」


「そう…ですね
ちゃんと言ってみます!」


「うん!あ、ほら!
冷めちゃうから飲んじゃって!」


温かいミルクティーを飲むと
自然と優しい気持ちになれた