次の日
私は朝早くに学校へ向かった
昨日の夜、一緒に勉強した
郁也くんと拓海くんから
早めに学校に来てほしいと連絡があった
なんかあまり雰囲気が良くなくて
怖かったけど断るわけにわいかない
玲央くんのこともあるし了解した
学校につくと昇降口前に
拓海くんが立っていた
私に気づいた拓海くんは
走って来てくれた
「唯奈ちゃんおはよ!ごめんね呼び出して」
「ううん、大丈夫だよ!
それでどーしたの?」
「ここではちょっと。教室いこっか」
「うん」
拓海くんについて歩いて行くと
誰も使っていない空き教室に入った
その中に郁也くんもいて
どこか緊張した感じ
