幼馴染



私はいつものように
ブランコに乗りこぎ始める


「ほんと唯奈ってブランコ好きだよな」


何歳児だよ

って呆れ気味の優斗


「だって楽しいじゃん!
何かあっても吹き飛ばしてくれるし」


小さい頃から嫌なことがあると
この公園に来てブランコに乗ってた


それを知ってるのは優斗だけ


「何かあったら俺に言えって
いつも言ってるだろ?」


そんなの言えるわけないじゃん

美羽がいるんだもん…