誤魔化そうとしている北斗から 無理に聞き出すのはよくないことだと ちゃんとわかっているつもりなのに どうしても聞きたいという思いが 勝ってしまう 2人にしかわからないことがあっても しょうがないけれど 私の知りたいという欲が どうしてもぬぐえない 結局北斗からは 何も聞き出すことができないまま 一限の始業を告げるチャイムが 校舎中に鳴り響いた