それからというもの

発作を俺の前では

一度も起こさなかった


だから安心していたのだが

悠隼は一人で苦しんでいた


それと同時にもう一人

心に大きな不安を抱えてしまった

そんな人がいた


俺は何をしていたのだろか

誰を守っていたのだろうか