悠隼はなつきに喘息のことを

伝えようと言うと

それだけは絶対に嫌だといった


無理はしないから

なつきにばれないように

協力してほしいと

すごく真剣に俺に頼んできた


こんなに真剣な悠隼は

今まで見たことがなかったので

ここまで言われてしまうと

俺もこれ以上は何も言えなかった