その時間が終わり、私は購買へ。
メロンパンへ手を伸ばし、それと引き換えにお金を渡す。
そして急いで教室へ戻り
「お、ありがと。」
渡した。
そして、屋上へ向かうと。
「時雨~!遅かったね!」
恋が私を見て言う。
山華 恋、私の友達。
美人ではなく、どちらかというと、可愛い系の部類に入る。
そして、天然だ。
だからなのか、よくモテる。
羨ましい。
「うん、ちょっとね。」
そして私、藤澤時雨。
簡単に言えば、クラスに1人いるバカキャラである。
自覚は…多少。
しょうがない、頭が悪いのだから。
あと、容姿も…。
それはさておき。
