「ほええ~!? マジですか??いやビックリ!!」 まあ有り得ないこともない。 水原は成績優秀で、先生からの信頼が凄くすご~く厚い。 そして良くモテる。 さらに男子にも好かれてて。 だから票が集まったのね。 「藤澤、気分がいいから、俺のアドレスを教えてやろうじゃないか。」 …別にいりませんが。 まあ貰っておこう。 学校で水原のアドレスはレア物だ。 「いーよ、ありがとー」 その日から、私は携帯の着信音が鳴り止まなくなった。