嗚呼、とてつもなく。 瞼が重い。 先生が一生懸命書いた板書も、当てられて渋々教科書を読む誰かの声も。 私にとってはただの睡眠薬でしかないのである。 気を抜いて頬杖をつけば、一気に夢の世界へ… 時計でも見ていよう…。 一秒、二秒、三秒、よ………