しばらくは全員がそれぞれ事態を飲み込む事に必死だった。
しかし考えても分からずやがて全員諦め始めた。
再び四人が目をあわすと…
「やったぁ~♪♪♪」大盛り上がりである。「もう家賃払わないでいいんだよな??」
「一階のババァの部屋に移動できるよね??」
「これで毎晩のように聞こえた呪いみたいな歌を聞かないですむ♪」
高岡は一人ニコニコしながら三人の言葉に頷く。
すると山口が突然
「ババァの部屋に入ってみようぜ!ババァがいないなんて今まで無かったから、あいつの事は謎だらけだったんだ!!」

その言葉に全員がニヤリと笑うと一目散にババァの部屋に走って行った。