「じゃあチョコ残しといてねー
家でつくってくるから
ホントにここの台所チョコまみれにしてあしたの晩御飯なしとかいやだしね!」
「ぁ、ああ」
冗談に聞こえないんだろうショウゴが苦笑いしてる
冗談じゃないけど
しばらくテレビ見ながらチョコできるのまってたらいい匂いがしてきた
ふらーって誘われるように台所にいったら
ちょうどフォンダンショコラができたところだった
「うわあ
すごいショウゴパティシエみたい」
って言ったらふふんって自慢そうに
「あたりまえだろ」
って笑った
できたてのフォンダンショコラはまだふわふわしてて甘い香りを漂わせていてすごくおいしそう
そぉっーと手を伸ばしたらバシってはたかれた
「お前がいってた人数分しかつくってないから食べたらやるのがなくなるぞ」
「えー!なんで味見ようつくってくれなかったの!」
「材料がギリギリだったからな」
「ショウゴのばかぁ!
あ”ー
食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい」
「煩い」
さっきよりも強く叩かれた
それでもめげずにいう
「もー!なにすんの!痛い!
仕方ない、ショウゴの作るとき思いっきり食べよう」
「太るぞ」
ウッ痛いところを突く
確かに最近スカートがはじけそうになってるけど
「…だ、大丈夫だよ!
私そんなすぐにふとらないし!」
「ああそう」
真剣に誤魔化したのにスルーされたっ!Σ(゚д゚lll)


