カンパネルラ





ガンっ!




「うおっ!ひびった。ってなんだそのくそでけぇふくろ」





「明日はなんの日でしょう?」





「はあ?」





「いいから答えて!」




「ああ?明日は………2月14日、バレンタインか」





「そうっ!ということでいまからチョコをつくってください」





「なんで俺がつくるんだよ」



「私は料理が作れない」




「作れるだろ。そんぐらい作れよ」




明日はバレンタイン友達と友チョコ交換するんだけど生憎私料理をしたくない




なので、帰りに買ってきたバレンタイングッズをショウゴに押し付けた






「だめだよ。私が作ったらショウゴんちの台所チョコまみれにするよ」


「その前に、作らないなら買うっていう選択はなかったのか」


「それは買った後に気づいたもう遅い。」





「……………………わかったよ。」






ってかなんで、バレンタイン前日に男がチョコつくらなきゃならねぇんだよとなんかぶつぶついってたけど




この際無視無視




「ってゆーかさぁ、誰にあげんだよ。このチョコ」





「ん?クラスの子ととおばあちゃんのお供えようとショウゴに」





「ほう、つまり俺は自分が貰うチョコを自分でつくっているのか」





「そうだねー」





ソファにすわって、くつろぎながらお馴染みの日曜アニメソングをぴーひゃらうたっていたら頭を殴られた





「おい、パッパラパー、俺の分ぐらいつくってくれよ」





「なんでー?」






「バレンタインに自分で作ったチョコ食べてたら完全イタイやつだろ」





「ぶはっ!」





想像してみたら面白くて思わず飲んでた子ココアを吐いてしまった






「てめぇ」





「っあはは!うん。いいよショウゴの分は作ってあげるよ!」




味の保証はできないけどね!