森に抱かれて


「そうは言ってもなぁ」

「お前は、スタントマンとしか生けていけない男で、俺は器用に生きていける男だから、気にするな」

「器用に生きて行ける男が、こんな山奥に一人で住んでるわけないだろ」

「…」

「で、どうするつもりなんだよ、あの彼女の事」

「どうするつもりもないさ。居たいだけいればいいと思ってる。その間、炊事と掃除してくれたら本当助かるし」

「なあ」

「ん?」