「…はい」 「そんなに寂しいなら、ここ出てもいいんだぜ」 「そんなつもりはないよ。ここの環境はこの仕事には最適だし、お前の両親には感謝してるよ」 「謙太郎が第2の人生歩まなきゃいけなくなったのは、息子の俺のせいなんだから、ここ貸すぐらいお安い御用だと思ってるさ。って言うか、お前に甘えて俺だけ事務所に戻らせてもらって、結局ここの管理も押し付けちまって悪いとは思ってる」 「悪くなんかないさ」