森に抱かれて


「じゃ、彼女?」

「いえいえいえいえっ!」

両手を目の前でブンブン振る。

「全力で否定だな」

要は笑いながら椅子に座り直す。

だってぇ〜。違うもん。佐藤さんにも悪いし。

「なんと申しましょうか…。押しかけ居候とでも言いましょうか」

「何それ?なんだか、その話の方が興味あるな」

「そ、そうですか」

「じゃ、喫茶店の話する前に、ここ任せられるかどうか、面接しようかな」