「ん、ん〜…」 朝…?何時ぃ?携帯…携帯…。えっと…、ん? 「9時半っ?」 ガバッ!と、ベッドから飛び起きる。 「ヤバいッ!」 佐藤さんの朝ごはん作んなかったら、朝ごはんにありつけないっ! 急いで着替えて勢いよく部屋を出る。 バタバタバタバタっ。 部屋から出た勢いのまま階段を駆け降りると、テーブルについてトーストをかじっている佐藤と目が合う。