「ああ、聞いた」 「ブライダルって、基本、一生に一度の事だから、わりかし資金ケチらないですし、人と被らないオリジナルってのに弱いんですよ」 「なるほど〜」 「しかも藍染めの『藍』とラブの『愛』を賭けて『愛に染まる』って言えるし、茜の葉っぱは『ハート型』だし、上手いことキャッチコピーが書ければ、絶対いけると思うんですよね」 「…」 「ダメですかね?」 「あ、いやダメじゃないさ」