森に抱かれて


「じゃ、後片付け宜しくね」

と、言いながら二人は車に乗り込んで帰っていく。

「…ホントに花火するだけにわざわざ来たんだな、あいつら」

呆れ顔の佐藤。

「楽しかったですね」

「…まぁな。さ、負けたから、片付けるか」

「は〜い」

二人は花火の残骸を拾い集めて、喫茶店の中に持って入る。

「あ〜、コーヒー飲みたくなったな」

「そうですね。アイスコーヒーでいいですか?」