「…なんのお祝いですか?」 誕生日でもないし、なんだろ…。 「売上報告メール見たよ。今までで断トツ最高額だったから、頑張ってるしんちゃんにご褒美持ってきたんだよ」 「ご褒美?」 「ま、それは口実。夏だってのに二人とも全然何処にも行かず仕事ばっかしてるみたいだからさ。ちょっと、気分転換にと思ってさ」 「大河〜っ、まだ〜?準備出来たよ〜」 ドアの外から美咲の声がする。