「いや、シンイチのお陰で、随分助かってるよ」 「え?本当ですか?」 「だから俺は〜」 「嘘はつかないんでした」 「その通り」 フッ。このやり取り何回目だろ。 「趣味の延長みたいにしか出来てなかった草木染めを、ちゃんとビジネスとして成立出来るようにしてもらってるんだから、シンイチに足向けて寝られないよ」 「…良かった。迷惑になってなくて」 「迷惑?そんな事一度も思った事ないよ」