森に抱かれて


「入れてません」

「そう?」

そんなに重かったかなぁ?

「それより、どう?この部屋」

「広いですね」

「元々ペンションの二人部屋だからね」

「あ〜だから、ベッドが二つなんですね」

「邪魔だったら、一つ隣の部屋に移してもいいけど、自分でやってね」

「…」

笑顔で言うんだ、そういう事。

「このままで大丈夫です」

「そう?あ、シンイチ、ちなみに今日の晩御飯用意してきた?」