「あら、そんな事ないわよ。ねぇ」 中里は瀧澤に同意を求める。 「ええ。少しでも刺し色として使ったり、使い道は沢山あるのよ」 「あと、赤ちゃん用とかね」 「赤ちゃん?」 「あら?ご存知ないの?」 「はぁ」 「草木染めって自然の物だから赤ちゃんの物にいいって言われてるのよ」 「へ〜、そうなんですね」 「だから、少しでも珍しいのがあるのら分けて欲しいわ」