「…」 「ははっ。だからってすぐここ追い出されても困るんで、今の話は聞かなかったことにしてくれ」 「…謙太郎」 「ん?」 「俺はお前のお陰で、こうやって無傷でまたスタント出来てるって、本当に感謝してる」 「…」 「だけど、お前にも、また何かに向かって生きてほしいと、願ってたのは事実だ」 「…」 「お前が儲かりもしない草木染め始めてた時も、お前がスタントの他の生き方をやっと見つけたんならって、喜んで応援したかった」