「俺が自立しない限り、お前は俺という呪縛から逃れられない」 「なんだ、それ」 「いや、呪縛から逃れられてないのは、本当は俺だったんだよ」 「謙太郎…」 「ライダーキングは、死ぬかもしれないリスクを自ら背負って、人の為じゃなくてあくまで自分の為に、自分の選んだ生き方をしてるだけだって言い切ってて、かっこいいんだってさ」 「…」 「俺も、あのスタントは、社長やお前たちの為にやったんじゃない。俺が最高のスタントを見せたいと、自分で引き受けたんだ」