要は外に出ると裏で作業している佐藤の所に行く。 「納品物?」 「ああ」 佐藤はステンレスの棒で掻き混ぜながら、蓬を煮出している。 「しかし、驚いたな」 「何が?」 「お前が『がっちり』稼ぐ気になったって事だよ」 「…」 「しんちゃんの影響?」 「…まぁな」 「ふ〜ん」 「なんだよ、その目は」 「別にぃ。仲良くやってんだと思ってさ」