森に抱かれて


そりゃ、そう言われたらそうなんだけどさ…。

「それより、もう昼過ぎだけど、俺の飯は?」

え?飯?

時計を見上げると、12時半を指している。

「げっ。忘れてましたっ!すぐ作りますっ」

「急がなくてもいいけど、頼むね」

「はい、すみません」

はぁ、佐藤さんの食事の用意を忘れちゃあ、喫茶店やる事の本末転倒だ。イカン、イカン。佐藤さんにお世話になってても、足りない生活費を稼ぐ為なんだもん。