森に抱かれて


「それで、『しんちゃん』が必要になるだろうから見せてやってくれって、さっき電話があったからさ」

佐藤は智子の向かいの椅子に座ると、ノートパソコンを広げ、電源を入れると、要のホームページを開き、智子の方に向ける。

「これ」

どれ。

「うわ〜、かっこいい」

おっしゃれ〜。

「これって、要さんが作られたんですか?」

「業者に頼んでね」