泣きそうになるのをぐっとこらえて、昼休みが終わる直前に
「しょ、翔磨…放課後部活行く前に、私が告白した、階段の踊場に来て…。ちょっとだけ、話したいことがあるから…」
と、翔磨に言いに行った。
「…あ、うん。わかった…」
話の内容を察したのか、それとも私が話しかけてきて驚いたのか。
何ともいえないような表情の翔磨が返事をして、すぐにチャイムがなり、お互い掃除場所に向かった。
掃除をしながら、今日の放課後のことを考えていた。
本当は、まだ別れたくないけど、私の為にも翔磨の為にも、それが一番良いんだ。
泣いて翔磨を困らせたくないから、絶対に笑顔で別れを告げようと、心に決めた。
