「それにしても、すごいよね。小倉」
「うんうん!あれだけいたのに1人だけってねー」
伝言ゲームなど、他のゲームも終えて、部屋に戻った私達。
美由希と、翔磨のことで感心していた。
せっかくの修学旅行だし、少しくらい夜更かしして色々話したかったけど、美由希はすぐに寝てしまった。
今日は疲れたし、明日も朝早いから、わからなくもないけど…。
断然夜型の私にとって、今はまだ眠くない。
ベッドに転がって、翔磨のことを考えていた。
修学旅行に来てから、一回も話してないなー。
新幹線でみんなが謝ってくれた時は、気分が悪いかなんかで他の車両に行っていたし。
明日か明後日には、話せる時間があるといいな…。
翔磨のことを考え出すとキリがなくて。
私はいつの間にか寝てしまっていた。
「さて、今日は、みんなが楽しみにしていた日だと思います。羽目をはずしすぎずに、思いっきり楽しみましょう。尚、集合時間・場所は絶対に守ってください」
実行委員長の話が終わると、みんなが散り散りになっていく。
修学旅行2日目は、全国的に有名な某テーマパークで過ごす。
中学校の修学旅行にしては、けっこう豪華だと思う。
お金が少ないのが、ちょっと納得いかないけど。
でも、朝から夜まで時間はたっぷりで、全てが自由行動だから、いっぱい楽しみたいと思う。
なんてったって私、このテーマパークに来るのは人生初だしね!
