それから数時間新幹線にゆられ、やっと目的地に着いた。
「うわー!すごい!」
「ほんとだ。おっきーい!」
私達は、すごく大きな大仏がある有名なお寺に行った。
来たことがある人は数人しかいなく、みんな目を輝かせていた。
その後はバスに乗ってホテルに向かう。
途中で別のお寺に行ったり、鹿と戯れたりしたから、ホテルに着いたのは結構遅い時間。
長い移動に疲れて、泊まる部屋で休みたかったけど、することは決まっているから従うしかない。
でも、なんだかんだ言って、暖かい温泉と豪華な夕食に、みんな大満足だった。
一度部屋に戻った私達は、筆記用具を手に持ち再び夕食を食べた部屋へ。
「なにするんだろうね?」
「うん。なんでペンがいるんだろ?」
美由希と話しながら部屋に入り、丸テーブルに隣同士で座った。
しばらくしてから始まったのは、実行委員主催のレクリエーション。
最初はビンゴ大会だ。
市販のカードではなく、枠が書いてある紙に学年の人の名前を自由に書くというもの。
なるほど。
だから筆記用具が必要だったんだ。
あと、名前を呼ばれた人は一芸を披露しなければいけないというルールもあり、とても盛り上がった。
普段大人しい女子が全力でモノマネをしたり、お調子者の男子の歌がすごく上手かったり、色々な発見もあった。
でも一番びっくりしたのは、全員で200人もいるのに見事ビンゴになった人が1人いたということ。
それが、翔磨だったということだ。
