君ともう一度~入れ替わってから知った気持ち~


3年生になって、5日目の今日。


クラスに友達がいない私は、休み時間もずっと1人…。

ということはなく、3人グループの子が、話しかけてくれる。

クラス替えした次の日から、休み時間は一緒に過ごしてくれて、移動教室も誘ってくれる。


始めから女子はグループができあがっていて、私以外はどこかに所属していた3年2組。

そんな、話しかけにくい中で、声をかけてくれた3人にはすごく感謝してる。


…でも。

正直、あのグループには居づらい。

本当に良い子達なんだけど、3人のうちの1人が……美由希なんだ。


話を聞いてると、他の2人は幼稚園からの幼なじみで、美由希は去年のクラスで2人と友達になったらしい。


3人とかの奇数だと、誰かが1人にならないように常にみんなでいるけど、私が入って4人になったことで、自然と2人ずつに別れる。

もちろん、幼なじみの2人は離れないから、美由希と2人きりになることも多いんだ。


だけど、どんなに2人きりになっても、話すことができない。

気まずいし、いつか仲の悪さを2人に気付かれてしまうんじゃないか、とも思う。


だから、きちんと謝って仲直りして、いろいろ話をしたいんだけど、それがなかなか…。


“私は悪くない。私から謝ることじゃない。”

一回消えたと思った、そんな変なプライドが、また浮かび上がってきて邪魔をしてくるんだ。