―――「おーい、こなー?」
「……えっ!?あ、ごめん!」
「もぉー、また自分の世界に入ってたのー?」
「あはは…ごめんね」
やばいやばい。
翔磨とのことを思い出し過ぎてた。
あの頃は、あんなに幸せな気持ちでいっぱいだったのに、なんでこうなっちゃったんだろう…。
翔磨と付き合えたあの日から、私達の関係は変わったんだ。
もちろん、友達から恋人という関係に。
でも、それはただの肩書きで。
実際は友達になる前の、普通のクラスメートに戻ってしまったような気がする。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…