君の背中を見つめる恋

深い意味がないって
分かってても、

中山くんの一言一言が
気になって仕方ない…


顔を上げれば

好きな人の────、背中。


「……っ」


もっと、近づくには
どうしたらいいんだろう。

友達以上になるには……


「そう言えば、相川とずっとつるんでるんだな」

「あ、うん!夕里にはずっとお世話になってる。あたしこんなんだし…」

「まぁ…、誰も誰かに世話にならない奴なんて居ねぇよ」

「中山くんは、転校先の学校はどんな感じだったの?」


ずっと気になってた。

あたしの知らない1年半、

どんな学校で、

どんな人たちと
どんな生活をしていたのか。

こうやって女の子に
優しくしてたのかな…?