君の背中を見つめる恋

は、そうだ……

あたし、お礼言うために
こんなに必死になって…!

中山くんに変に思われたかな…


「う、ううん。それもあるけど、あたしも手伝おうかなって」


我ながら苦しい言い訳…


香乃が中山と
目が合わせられなくて、

下を向いた。


「お前よく動くよなぁ。でも、残念」

「え?」

「もう終わり。てか、薪もたくさん持つと重いし、こういうのは男に任せとけって」

「……っ」

「ほら、戻んぞ」


そう言って
歩いてく中山くんに、

あたしは慌てて着いていった。


「……っ…」


『よく動くよなぁ』


何で、

そんなこと知ってるの…?