君の背中を見つめる恋

キュッ…


教室の前で
剛志の足が止まった。

ん?…香乃ちゃん?


誰も居ない教室で
ただ1人机に伏せてる香乃が

廊下の窓から見えて。


足を教室の中へと
動かした。



「……香乃ちゃん?」

「!?」



突然の声に
香乃の瞼がパチッと開いて。

顔を上げた。



「え、剛志くん…?どうしたの?」

「それはこっちの台詞。…何してんの?」

「あ…、課題をちょっと…」