カァっと顔全体に血が集まるのがわかる。 なんで一人で盛り上がってるの。うわあどうしよう。 思わず顔を伏せて、次の言葉を口に任せる。 「実は、結構前から、気に、なってて…」 「………」 「だからどうってわけじゃないんだけど、伝えたくてってだけでもないんだけど」 「………」 「…聞いてる??」 あまりにも反応がないから、あれ、谷原くんいるよね、と思って顔を上げた。