次の日から、私の前では常に悪魔浅岡だった。 今まで気付かなかったけど、席は斜め前で、メモがよく回ってきた。 ただの落書きだったり、しょーもない内容だったけど、とりあえず受け取ってた。 でも、委員の仕事の手伝わなさは異常だった。 とりあえず、居残りはするけれど、相変わらず、質問してくるばっかで、手はほとんど動かさない。 私はそういうもんだと諦めて、一人で少しずつやってきた。