~ポーン♪~
エレベーターが20階に到着する。
“ガチャ”
ここに入ってよろしいのですか…?
室内のドアを開けてすぐに大きな窓が目に入る。
すご~い!超キレーなオーシャンビュー!!夕暮れでオレンジに染まって素敵…。
「お荷物こちらに置かせて頂きます。どうぞごゆっくりおくつろぎ下さいませ。お困りのことがありましたら何なりとお申しつけ下さい。それでは失礼いたします。」
「はい!ありがとうございました」
ベルボーイさんが深々とおじぎをしていなくなっちゃった。
…もぅしゃべっていい?
“スゥー”
「春!!どどど…どうしたの!?こ、こんなホテル!!だ、だいじょうぶなの!?泊まれるの!?」
息を深く吸って、一気にまくし立てる。
「プッ…。まぁ落ち着け?」
そんなん無理だよ~!
「大丈夫。沙葵は何も心配すんなって。ここ、スパが有名なんだって。行ってみない?荷物おいて、行くぞ。」
え!?
スパってエステ的な!?
「う、うん…」
春に急かされて準備して部屋を出た。

