「流石に高校生にもなると教科書多いね、今日ほとんど渡されたから
重たいよ。」


今日は入学式が終わりRHLが終わると、
下校や部活見学で各自解散だ。


「本当に重たいね。
雅は家はどの辺なの?」

「自転車で約20分位かな?
依舞樹は?」

「近いね。
私は自転車で約50分位かな?」


「じゃあ、今日大変だね。
そうそう、依舞樹は何処か部活に入るの?」

今は二人で下駄箱に向かっている途中だ。

「中学の時も入ってたし
陸上部に入ろうと思って」

「カッコいいね!
試合とか見に行くよ」

「本当に⁈
じゃ、雅が来てくれた時はいつもより更に頑張るね」

「じゃあ毎回見に行かないとダメじゃんか、
まあでも見に行けなくっても応援してるからね。」

「雅はどうなの?」

「私はバイトするから部活には入らないんだ」

そう私は一人暮らしで家賃は親に払ってもらっているから、
おこずかいまで貰うのは親に申し訳ないからバイトをするのだ。

「そっか、じゃあ私部活見学しに行くからバイト頑張ってね。バイバイ」

「うんバイバイ」