とあるホテルで金持ちが集まるパーティーが開かれていた。

愛想に挨拶に疲れた子供2人はバルコニーで出会った。

見つめ合うだけで会話はしなかった。

お互い、一目惚れであった。

2人はその日以降会えることが無いまま、時間だけが進んでいった。

    『『もう一度会いたい』』

毎日のようにそう願っていた。