母が死んでしまった。

大好きだった母が、、、。

交通事故だった。

母は、自転車で買い物から帰って来ようとしていた。


私は、母が亡くなってしまったため、関西の学校から、母の弟さんがいる東京に
行くことになった。

母の弟さんに迷惑をかけてはならないと思い、学校に近くて、一人暮らしのできる家を探してた。


そして2日後引っ越し先に荷物が届き、無事に引っ越しを終えることができた。


3日後。転校先の学校に初めて行く日が来た。


私が行くことになった学校は、「大滝学園」と言う学校だった。


「2-3」そこが私のクラスだった。先生と一緒にクラスに行った。


「呼んだら入ってきてくださいね。」
と担任の 岡村華子先生にいわれ、待っていた。

すると先生の声が聞こえてきた。


「きょうは、皆さんにお知らせがあります!」


先生の勢いに、生徒達は、ザワっとした。

そして、、、

「柏崎さん! 入ってきてください!」

教室の扉を開け、教室に入った。

「さあ挨拶して」

と先生に小声で言われた。

母が死んでしまったときは、ろくに声もでなかった。

でも今は、、、もう大丈夫、、、。

「柏崎 美琴(みこと)といいます。これからよろしくお願いします!」

一瞬、教室内がシーンとした。