岡野君…
いいのかな? 返事して。
もうみんないないし。
でも、みんなを騙したことにならないよね?
うーん、と返事をしようか迷ってると岡野君はため息をついた。
「赤坂さん、なんで返事しないの?
俺のこと嫌いだった?」
「……。」
とりあえず無視をして帰る準備をする。
すると岡野君は私を強引に引っ張って椅子から立たせた。
「ねえ、なんで無視するの?」
ジリジリと近づいてくる岡野君。
「ひっ…」
思わず後ずさり。
「赤坂さん? 返事しない理由は?」
岡野君がそう言い終わるかいい終わらないかのうちに私は壁に追い詰められていた。

