静かだし、思ったよりも怖くなかったし、ちゃんと司書さんも居たし、明日から毎日、本読みに行こうかなー。
そんな事を思いながら、旧校舎を後にした。
その時、2階の一室に電気が付いていたことに、気付きもしなかった。
次の日、莉桜にその話をしたら、怒鳴られた。
「はー!?アホ?あんた。あれだけ、ダメって言ったじゃん!噂、凄いよ?」
そんなに、怒らなくてもいいのに…。
口が悪いなー、莉桜は本当に…。
「旧棟ってね、お化けでるんだって!後…飢えた男が居るって噂よ?」
お……お化け!!??
た、確かに言われてみれば、薄暗かったよね…。で、でもお化けなんて…いる訳ない…。
「ハー。でも…心愛が本を好きなのはよく知ってるし。司書さんが居るなら、別にいいんじゃない?」

