扉をノックして中に入ると、司書さんがきちんと居た。
こんな所で、仕事してるなんて凄いな…。
「あのー、これ、村松先生に頼まれていた資料です」
「あっ、ありがとう。じゃあ、そこに置いててくれるかしら?」
40代半ば といったとこだろうか。
司書は、優しそうなおばさんだった。
図書館には司書以外、誰も居なかった。
チラッと図書館を出るときに見えた本。
<ペロンの冒険>
これ…、私が大好きな本だ!
こんな所にあるなんて!!
「あっ!この本、明日読みに来ていいですか?」
「もちろん、いいわよ。お待ちしてます」

