旧棟は人気がなくて危ないんじゃないの!? 何で私が、こんな重いもの持って、行かなきゃならないの!? 「ウゥゥ───」 莉桜は帰っちゃったしな。他の友達も、部活に行っちゃった。 渋々、旧棟に向かった。 すぐに戻れば、大丈夫だよね? 旧棟の玄関は、薄暗かった。 その先に見える廊下も、人気がなく不気味だった。 その廊下の奥に、ポツリと光る教室が見えた。 あそこが、図書館かな? 早足で、私はその部屋に向かった。