「って訳で、よろしくな。双葉」

 「えっ!!ちょっと!村さん!」

 
 ありえない…。

 村さんの馬鹿ぁぁ…。

 
 村さんというのは、化学担当の村松先生。

 皆が、村さんって呼んでたから、私も呼んでいる。

 今この瞬間、私は村さんの事が嫌いになったかもしれない…。


 だって─────