ある休日の昼下がり。



「あのさー真夏さん?いつまでいるつもり?」

あれからかれこれ一ヶ月半すぎ、
平穏無事という言葉が似合うくらい何事もなく平和だった。

今だって彼女は窓際で日向ぼっこをしながら服を畳んでいた。

というか、追われている話しが疑わしい。



「え?だ、だっていつまた追われるかわからないじゃない…」

…うーん、目が泳いでいる。
見た目に似合わず嘘つくのが下手らしい。



「なんだそりゃ、なんかの組織裏切ったのか?」



「…何馬鹿なこといってんの?
まぁ…それにもうそろそろほとぼり冷めるしも少しだけ我慢して」



ふん、とそっぽむき畳むのを中断していた服をまた畳み始めた。




えぇっと、君本当何キャラなのよ?
ってぐらいの変わりぶりだった。


ふぅと目を閉じて座ってた椅子にもたれる。





「ねぇ、今日お昼何食べようか?」


「うーん、何でもいいや」


目を閉じながら聞こえてきた質問に答えた。


「…あのねー何でも作れるわけじゃないけどちょっとはリクエストしてよ」


「うーん」


なかば呆れたような顔が目に浮かぶ。

ここにいる真夏ではなく

恋人の顔。




一緒にいればこんな感じなのか


仕事から帰っても一人ではなかっだろうし


休日は部屋にいることになっても
こうして喋るだけで、

一緒に生活してるだけなのに


なんか3年も離れてて惜しいな



「…ねえったら、ちょっ!寝ないで考えてよねー!!」



そうそう

怒った顔しているから

寝たふりしてびっくりさせると


ふわりと近くに彼女のにおいがしたから
ぎゅっと抱きしめた。


そしたら照れた顔して
なにするのーなんて…



「…何してんのよー!!馬鹿ーー!!」


ばきっと音がしたと同時に意識が遠退いていった。